バイオマスツアー真庭
真庭の地域性、地域資源を活かした産業の発展を真庭人で創りあげたバイオマスタウン真庭。次世代の子供たちの為にバイオマス事業による可能性を信じて走り続けます。 真庭は、古より豊かな森と自然との共存による暮らしをしてきた地域です。 古代から中世にかけては豊富な木材という燃料を背景にたたら製鉄で栄え、江戸時代は旭川の高瀬舟、京都と出雲を結ぶ出雲街道をはじめ瀬戸内海と日本海を結ぶ物資が往来する交通の要衝として賑わいました。明治から昭和にかけては、近代化に伴い製材業が盛んになり、戦後の復興期、高度成長期には西日本の木材需要を支え美作杉檜は全国ブランドになりました。 そして現在、高度成長期を終え日本人のライフスタイルの変化もあり、林業や製材業を取り巻く環境は厳しくなっています。この状況の中、この豊かな山と森を生かし、真庭の暮らしが木や自然とともに豊かにあるためにはどうしたらよいか、また世界的な資源枯渇の危機ともあわせ、この豊かな自然をどのように次世代に残していけば良いかということを考えるグループが誕生しました。